奥華子CONCERT TOUR '10~'11 弾き語り~4th Letter~(@行徳文化ホールI&I) [奥華子]
【ご注意】
本日記には、コンサート内容やキーとなる演出など、核心に具体的に触れています(いわゆる「ネタばれ」です)。まだコンサートをご覧になられていない方は、その点にご注意いただきますようお願い致します。
1/15(土)、奥華子さんの全国ツアー「4th Letter」の千葉公演(2回目)を観に、「行徳文化ホールI&I」に行ってきました。
僕は、行徳駅で下車したのはチケット購入時に続いて2度目です。
華子さんもトークでおっしゃっていましたが、船橋市民にとっては行徳(市川市)は通過点になり、意外に下車する機会がないんですね。
この行徳文化ホールは、チケット購入時にも、ものすごく丁寧な応対をしてくださいました。そして本日のスタッフさんもみんな丁寧です。思いやりがにじみ出ているというか温かいというか、心がこもった対応をしてくれているのが、よく伝わりました。
しかも、施設の中には待合室も用意されていました。
早く到着した方々も、暖かい部屋で待つことができたそうです。
本日のチケットは完売御礼でした。2階席の追加チケットも出たそうですが、それも即完売したそうです。
この会場は、入口に物販スペースを設けて、その奥から入場する形を取っていました。スタッフさんに確認したところ、物販スペースのカメラ撮影OKとの返事をもらいました!奥華子さんのコンサートでは、入場後は撮影禁止な場合がほとんどなので、珍しいことです。
※ 物販コーナーの写真は、本日記の最後で紹介します。
■完売御礼!
本日の座席は、4列目。チケットは発売日の夕方購入(並びなし)だったのですが、奇跡的に1席穴が空いていたんですね。
行徳文化ホールは、木目調の内装で落ち着いた雰囲気です。
床が体育館の板張りみたいになっていて、後方も傾斜はゆる目。
なんと、イスは床に置いてあるだけです。
ですが、このイスを、ちょうど前の席の継ぎ目が自分のイスの位置にあうような、交互の配置をされていました。つまり、前の席の、人と人の間から、向こう側が見えるようになっているんです。こういう細やかな気遣いが嬉しいです。
おかげさまで、グランドピアノを弾いている華子さんの全身が見えました。
2Fの追加席は、左右各およそ10席分だったのでしょう。
その席は、ステージを真横の上から眺めるような、ちょうどテラスのような感じの、不思議な席でした。
今日もステージ向かって左側にはキーボード「KAWAI SPECTRA」、右側にはグランドピアノ。
左右には、白い紙製のような植物っぽい作りのものが置かれて、ライトが照らされています。
開演待ちの間、音楽と共に、鳥のさえずりが聴こえていました。
・・・・・・・
17時、開演の時間になりました。
奥華子さんが登場。いつものように大きな拍手が贈られます。
今日の衣装は、白い半そでTシャツの上に紺色系のチェック模様ありのベスト。下はカラシ色のダボパン。このダボパンは「ちばぎんひまわりコンサート」と同じかと思ったら、今日初めて履いてきたもののようです。
靴は紺色のデッキシューズ風のもの。
赤い腕巻き(時計?)に、ネックレスを身に付けていました。
一礼をして、グランドピアノに静かに着席しました。
会場は静まり返っています。
= 1. rebirth [P] =
今日はピアノの音がシャープな感じがしました。固いけどきれいな音という感じ。どうやら、ピアノからかなり近い席だったために、音の聴こえ方が違ったようです。
= MC =
「こんばんはー!『奥華子CONCERT TOUR '10~'11 弾き語り~4th Letter~』。行徳公演にやってきましたー!!」
いつもの挨拶の次に、2Fの両脇席に「バルコニー?すごい角度!」とツッコミを入れていました(笑)
2011年(ツアーは)初、じっくりと今日のライブを作っていきたいという話をして、PSPのゲームへの楽曲提供ということで、OPとED曲が繋がっているという話をして、次の2曲です。
= 2. ガラスの花 [K] =
= 3. 羽 [P] =
背景の青空に流れる雲が映し出されました。
= MC =
「今年2011年、実は市川市の成人式に呼んで頂いたんです。もしかしたらそのとき新成人として出席していた方がいらっしゃるかもしれませんが。サプライズゲストのはずだったのですが、当日のプログラムにバッチリ、『サプライズゲスト:奥華子』って書いていてありました。(笑)」
「次の曲は、その成人式で歌った曲です。ライブのたびに、自分の代表曲として歌わせてもらっています。聴いてください、『ガーネット』。」
= 4. ガーネット [P] =
背景の青空の雲は止まっています。
演奏の合間に、会場のほうを見てにっこり微笑んでいます。
= 5. フェイク [P] =
緑や紫の照明。
ピアノ演奏では久しぶりに聴きます。演奏もよく、自分としては、今日のステージではベスト3に入る素晴らしさでした。
= MC =
立ち上がって深々とお辞儀をして、「行徳~!!」と叫んだ後で、「みなさんどこから来ましたか?」の質問。
「行徳の人ー?」で手が挙がった数は少なかったです。
「本八幡?」、「浦安?」でも手が挙がりません。
「みんなどこから来てくれているの?(笑)」
「市川市の成人式の帰りに法華経寺に行ったら、出店がいっぱいあって、猿回しの猿がいたんです。500円で何かもらえるらしいので500円を入れたら、...猿の手形が入っていました。小さくてかわいいんだけど、...どうしようかなーって。(笑)」
「この(行徳の)近所は(電車で)通ることが多かったんですが...。」
確かに、船橋市民にとって、行徳は東西線では通るけど、なかなか下車しない駅なんですよねー。
「昔、本八幡駅前でも路上ライブをやって。ペットショップの前でシャッターが閉まった後に歌わせてもらっていたのですが、歌い出すと中の鳥とかが鳴き出すんですよ。(笑) 睡眠中で悪いなーって思って、移動しました。(笑)」
「今日初めての人?」の質問では、「初めまして、ありがとう」と答えていました。
「2回以上の人?」「今回のツアーが初めてじゃない人?」の質問では、かなりの手が挙がったので、華子さんは少しがっかりしたようです。(笑)
毎回同じで飽きたでしょうと言いつつ、「違うことは、...衣装を変えました(笑)」と。
今日のズボン(からし色)は、ネットで買ったそうです。
「奥華子、失恋ソングと言えば?」の質問。
「紫陽花」
「僕の知らない君」
→ 「さすが、千葉はマニアックだ(笑)」
「愛のしずく」
「初恋」
→ 「あっ、『初恋』は歌うからね...(笑)」
「最後の恋」
→ 「最近歌ってないよね」
というやり取りを経て、次につなぎます。
「私が選んだ失恋ソング、『恋』と『楔 -くさび-』を続けて歌います。」
= 6. 恋 [P] =
途中、若干声が裏返りましたが、その後はばっちりでした。
= 7. 楔 -くさび- [P] =
歌い終わった直後、音響さんに「声をちょっとだけ上げてください」とのお願いを出していました。
= MC =
「私が小学校のときから仲のいい友達が2年前に子供を産んで、いま待受画面がその子なんですが、そのときに作った曲です。」
= 8. 春夏秋冬 [K] =
先日の柏タカシマヤと同じく、途中からキーボードのバックでシンセのような旋律が流れていました。足元でON/OFFのコントロールをしているようでした。
これも自分としては本日のベスト3に入る良さでした。
= MC =
「ちょうどこの曲を作った時にヒルクライムさんの「春夏秋冬」がヒットしてて、でもこのタイトル以外思いつかず、このタイトルにしました。」
「...暑くない?大丈夫ですか?(笑)」
華子さんはステージ右側へ進み、「ここはピアノで見えないよね?」と質問。
いつも「どうにかならないかな?」って思うんですよ。
今度は左側へ進み、「こっちの人は背中ばかりで...、無駄に動きます。(笑)」
「2011年、マストのニューバージョンのCM、観ていただけましたか?あれ撮影したの千葉駅なんですよ。」
会場からは「へえー!?」という声が上がりました。
「撮影している時に、『ドラマか?』って感じで、人がいっぱい集まってきたんですが、私が登場すると、『誰...?』って感じで、みんな素通りしていきました。(笑)
= 9. CMメドレー [K] =
(1) お部屋探しマスト
(2) ガスト(チーズINハンバーグ篇)
ガストCMを歌う前に「最近やってないかも?」って言ってましたけど、いやいや、そんなことないですよ。よく聴いています。(笑)
= MC =
ここではツアーでおなじみの、「ザ・ミュージックアワー」出演の話。千代大海と中居君の歌で落とすところは、どの公演でも同じようです。(笑)
「しゃり膳、ぜひ行ってください。」との宣伝もあり。(笑)
ここからは即興ご当地ソングのコーナー。
「行徳、千葉、市川、...の歌を作りたいと思います。」
狭いところから広いところまで、範囲の振れ幅が大きい。(笑)
船橋公演で「千葉のうた」は作っちゃっていますからね。
華子さんは「もっと広いほうがいい?」と聞いたのですが、会場の意見で、「市川のうた」に決まりました。
「コルトンプラザ」
「江戸川」
→「大きいねー。(笑)」
「SATY(サティ)」
→「いろんなところにあるよね。(笑)」
「花火大会」
「Shapo(シャポー)」
→「船橋にもあるよね。...って、張り合ってどうする。(笑)」
「法華経寺」
→「行ってきました。(笑)」
「行徳海苔」
→「海苔おいしいですよね。私はしらす派ですが。(笑)」
「行徳」
→「そうそう、"行徳"は入れないとね。」
「東西線」
→「それ、大事です。(笑) 西船でよく乗り換えてました。」
「では、作ります。何となく雑談してていいですか?(笑)」
「ととのいました!...といいつつ、いま考えています。(笑)」
= 10. 市川のうた [K] =
「東西線に乗って SATYに行って♪」
「コルトンプラザ忘れないで♪」
「法華経寺に行けば猿がいるから 手形をもらうのに500円以上♪」
「生海苔おいしい行徳に 江戸川花火見に行って♪」
「法華経 SATY コルトンプラザ いっぱいあるね♪」
という感じの曲でした。
= MC =
「ものすごく、長くなりました。(笑)」
ここで客席から「華ちゃんさすが!」のお褒めが。(笑)
「今度またリベンジしたいと思います。」
「ここでカバーソングコーナー、行きたいと思います。」
「2階のみなさん、斜面は急ですか?」
2階席は傾斜がきつかったようで、華子さんは気遣ってくれていました。
「さっき行ったけど、大丈夫?」
と聞いてたので、開演前に直接2階の様子を見に行ったのでしょう。
続いてのカバーソングコーナーは「竹内まりやさんの曲です」の紹介。
先ほどと同じく、歌う前に音響さんに「声もうちょっと下さい」とお願いしていました。
= 11. 元気を出して [竹内まりや cover] [P] =
歌もよかったですが、間奏もよかったです。
= MC =
「そろそろこの辺で明るい曲を行きたいと思います。弾けてくれますかー!?2階のみんな、元気ですか?1階も。」
「ニューアルバムに入っている『虹の見える明日へ』、みんなに歌って欲しい部分があります。練習です。」
いつものように輪唱の練習。
「ここしか盛り上がるところはありません」と笑わせてから、カラオケ音源がスタート。
= 12. 虹の見える明日へ [オケ+トランペット] =
今日もトランペットで会場を駆け回る華子さん。
僕の真後ろを通ってくれました。
= MC =
演奏後、もともとは小学校4年からトランペットをやってて、中学校は卓球部で高校は帰宅部だったこと、音大はトランペットで入ったことを話しました。
「後半また、奥華子のじっとりナンバーを送ります。(笑)」
= 13. 境界線 [P] =
生歌でのレア曲、「境界線」を歌ってくれました。
これは心に響く1曲でした。私的には本日のベスト曲でした。
演奏後、「続けて歌います」の曲紹介と共に、一気の3曲演奏です。
= 14. トランプ [P] =
= 15. パズル [P] =
= 16. 泡沫 [P] =
近い席で聴くこのセットは圧巻でした。
= MC =
「続けて3曲聴いていただきました。」
「最後に歌った『泡沫』という曲は、10年前ぐらいに作って、昨年発売のアルバムにやっと入れることができました。」
ここで、「泡沫」とアルバム「うたかた」のエピソードについて語りました。アルバム全体を通して、ただ「あなたが好き/嫌い」というストレートなものではなく、儚いからこそ愛しいもの、それがまさに「うたかた」というタイトルになったというお話です。
「そして、このアルバムの中にもう1曲、『木漏れ日の中で』という曲が入っています。私の中で大切に歌ってきた曲です。」
続けて、「木漏れ日の中で」について、ファンの方との大切なエピソードを語りました。
= 17. 木漏れ日の中で [P] =
天井に照明で、綺麗な花柄のような模様が映し出されていました。
= MC =
「奥華子コンサート行徳公演、来て下さった1人1人の人に、ありがとうという気持ちでいっぱいです。今日は来てくれてありがとうございました。」
深々と、長いお辞儀をしました。
「それでは最後に聴いてください、『初恋』。」
= 18. 初恋 [P] =
今日も最後はこの曲で締めくくります。
演奏後、ピアノに座ったまま「どうもありがとうございました」と、お礼を言った後、立ち上がって深々と2回お辞儀をして、ステージを去りました。
アンコールの拍手の中、華子さんが再びステージに現れました。
= MC =
「アンコールどうもありがとうございます!着替えてきました。」
上はバナナ色の4th LetterツアーTシャツ(4T)。
下はデニム調のダボパンに、着替えてきました。
「今日この行徳公演、私の生まれ育った船橋にも近く、すごく嬉しかったです。みなさん、楽しんでいただけましたか?」
「2011年、新しい目標を決める時期ですね。私にとって2010年は、かなりのターニングポイントでした。いろんなことを考えさせられた年でした。アルバムもできず、そのまま歌も辞めたほうがいいんじゃないか、ということまで考えました。」
「2011年は1回1回のライブを大切に、1人1人と、『もう明日会えなくてもいい』って思えるように、(悔いのないように)やって行こうと思います。」
「今日もこうしてみんなに会えるのは、当たり前ではないんだなと思います。」
「昨年、もうツアーができないんじゃないか?というところまで追い込まれました。今までも曲ができないことはたくさんあったのですが。そのときは、『何のためにCDを出すのか?』、『違う人生もあるんじゃないか?』ということも考えました。締切に間に合わないときに、社長に『ツアーを辞めろ』と言われて、崖っぷちに立たされました。」
「たかが奥華子だけど、全部なくなってもいいのかと。とにかく、ライブでみんなに会えなくなるのがいやだったんです。歌い続けていれば、みんなにまた会えると。CDを作るためでなく、目の前で聴いてもらって、自分の思いを届けたいからと自分に言い聞かせて。あと1曲のところ、とにかくみんなへの思いを曲にしようと、自分のその時の正直な気持ちを曲にしました。」
会場から大きな拍手が起こりました。
「聴いて下さい、『元気でいてね』。」
= 19. 元気でいてね [K+Rhythmbox] =
アカペラからの歌い出し。
リズムボックスの音にあわせて、自然と手拍子が起こりました。
「どうもありがとうございましたー。」のお礼の後、まだまだ行きますということで、「みんなもおしりが痛いでしょう...」と、スタンディングを誘導してくれました。
= 20. メドレー [K+Rhythmbox] =
= 20-(1) Birthday =
= 20-(2) Happy days =
= 20-(3) 自由のカメ =
いわゆる「ドンドンメドレー」、ノリのいい曲で終わりました。
「たくさんありがとう!」
「またコンサートやイベントでお会いしましょう。」
スタッフのみなさんにも拍手が贈られました。
「今日はみんなとハイタッチします!出口で待ってるねー!!」
おおーっ!!!会場からどよめきが起こりました。
まさか千葉公演でハイタッチがあるとは予想外でした。
何度も手を振りながら、お礼を言いながら、ステージを去る華子さん。
もちろん今日も、終演後の影アナでも活躍しました。
「バナナ色のTシャツは、私の趣味です。(笑)」
「トートバッグはリバーシブルです。雨の日は青いほうを使ってください。」
など。
・・・・・・・
華子さんは、ホールを出た階段の下の出口でお出迎えをしてくれていました。
僕のハイタッチは、ひとこと「ありがとう!」のみのあっさりで。(笑)
全員が終わってからのお見送りも、階段の下の部分のいい位置でしたので、華子さんにひとこと声をかけることができました。
帰りはお仲間さんと近所のガストへ。
やはりガストは満席でした。(笑)
「ウインタージャンボステーキ」は残念ながら売り切れでしたよ。
・・・・・・・
【おまけ】
今回の会場は、ホール入口の物販スペースの奥に進んだところで、入場チケットを確認していました。そのため、チケット無しで物販コーナーに行けるという、珍しいレイアウトになっていました。
なので、物販スペースは「入場前」に当たるので、撮影OKだったんですね。念のため、ランデブーの社長さんにお聞きしたところ、撮影の許可を頂きました。
「宣伝させてもらいますね!」と、言っておきました。(笑)
物販コーナーを紹介します。
■後ろのモニターはチケット販売時からずっと流し続けていました
■CD&DVDコーナー
■グッズコーナー。「vol.best」はなぜかこっちに置いています。
■珍しいカレンダーのポスター
■帰りには早速サインが飾られていました
最後に、セットリストをまとめます。
【奥華子 CONCERT TOUR '10~'11 弾き語り~4th Letter~
行徳文化ホールI&I】
1. rebirth [P]
2. ガラスの花 [K]
3. 羽 [P]
4. ガーネット [P]
5. フェイク [P]
6. 恋 [P]
7. 楔 -くさび- [P]
8. 春夏秋冬 [K]
9. CMメドレー [K]
9-(1) お部屋探しマスト
9-(2) ガスト(チーズINハンバーグ篇)
10. 市川のうた [K]
11. 元気を出して [竹内まりや cover] [P]
12. 虹の見える明日へ [オケ+トランペット]
13. 境界線 [P]
14. トランプ [P]
15. パズル [P]
16. 泡沫 [P]
17. 木漏れ日の中で [P]
18. 初恋 [P]
(アンコール)
19. 元気でいてね [K+Rhythmbox]
20. メドレー [K+Rhythmbox]
20-(1) Birthday
20-(2) Happy days
20-(3) 自由のカメ
本日記には、コンサート内容やキーとなる演出など、核心に具体的に触れています(いわゆる「ネタばれ」です)。まだコンサートをご覧になられていない方は、その点にご注意いただきますようお願い致します。
1/15(土)、奥華子さんの全国ツアー「4th Letter」の千葉公演(2回目)を観に、「行徳文化ホールI&I」に行ってきました。
僕は、行徳駅で下車したのはチケット購入時に続いて2度目です。
華子さんもトークでおっしゃっていましたが、船橋市民にとっては行徳(市川市)は通過点になり、意外に下車する機会がないんですね。
この行徳文化ホールは、チケット購入時にも、ものすごく丁寧な応対をしてくださいました。そして本日のスタッフさんもみんな丁寧です。思いやりがにじみ出ているというか温かいというか、心がこもった対応をしてくれているのが、よく伝わりました。
しかも、施設の中には待合室も用意されていました。
早く到着した方々も、暖かい部屋で待つことができたそうです。
本日のチケットは完売御礼でした。2階席の追加チケットも出たそうですが、それも即完売したそうです。
この会場は、入口に物販スペースを設けて、その奥から入場する形を取っていました。スタッフさんに確認したところ、物販スペースのカメラ撮影OKとの返事をもらいました!奥華子さんのコンサートでは、入場後は撮影禁止な場合がほとんどなので、珍しいことです。
※ 物販コーナーの写真は、本日記の最後で紹介します。
■完売御礼!
本日の座席は、4列目。チケットは発売日の夕方購入(並びなし)だったのですが、奇跡的に1席穴が空いていたんですね。
行徳文化ホールは、木目調の内装で落ち着いた雰囲気です。
床が体育館の板張りみたいになっていて、後方も傾斜はゆる目。
なんと、イスは床に置いてあるだけです。
ですが、このイスを、ちょうど前の席の継ぎ目が自分のイスの位置にあうような、交互の配置をされていました。つまり、前の席の、人と人の間から、向こう側が見えるようになっているんです。こういう細やかな気遣いが嬉しいです。
おかげさまで、グランドピアノを弾いている華子さんの全身が見えました。
2Fの追加席は、左右各およそ10席分だったのでしょう。
その席は、ステージを真横の上から眺めるような、ちょうどテラスのような感じの、不思議な席でした。
今日もステージ向かって左側にはキーボード「KAWAI SPECTRA」、右側にはグランドピアノ。
左右には、白い紙製のような植物っぽい作りのものが置かれて、ライトが照らされています。
開演待ちの間、音楽と共に、鳥のさえずりが聴こえていました。
・・・・・・・
17時、開演の時間になりました。
奥華子さんが登場。いつものように大きな拍手が贈られます。
今日の衣装は、白い半そでTシャツの上に紺色系のチェック模様ありのベスト。下はカラシ色のダボパン。このダボパンは「ちばぎんひまわりコンサート」と同じかと思ったら、今日初めて履いてきたもののようです。
靴は紺色のデッキシューズ風のもの。
赤い腕巻き(時計?)に、ネックレスを身に付けていました。
一礼をして、グランドピアノに静かに着席しました。
会場は静まり返っています。
= 1. rebirth [P] =
今日はピアノの音がシャープな感じがしました。固いけどきれいな音という感じ。どうやら、ピアノからかなり近い席だったために、音の聴こえ方が違ったようです。
= MC =
「こんばんはー!『奥華子CONCERT TOUR '10~'11 弾き語り~4th Letter~』。行徳公演にやってきましたー!!」
いつもの挨拶の次に、2Fの両脇席に「バルコニー?すごい角度!」とツッコミを入れていました(笑)
2011年(ツアーは)初、じっくりと今日のライブを作っていきたいという話をして、PSPのゲームへの楽曲提供ということで、OPとED曲が繋がっているという話をして、次の2曲です。
= 2. ガラスの花 [K] =
= 3. 羽 [P] =
背景の青空に流れる雲が映し出されました。
= MC =
「今年2011年、実は市川市の成人式に呼んで頂いたんです。もしかしたらそのとき新成人として出席していた方がいらっしゃるかもしれませんが。サプライズゲストのはずだったのですが、当日のプログラムにバッチリ、『サプライズゲスト:奥華子』って書いていてありました。(笑)」
「次の曲は、その成人式で歌った曲です。ライブのたびに、自分の代表曲として歌わせてもらっています。聴いてください、『ガーネット』。」
= 4. ガーネット [P] =
背景の青空の雲は止まっています。
演奏の合間に、会場のほうを見てにっこり微笑んでいます。
= 5. フェイク [P] =
緑や紫の照明。
ピアノ演奏では久しぶりに聴きます。演奏もよく、自分としては、今日のステージではベスト3に入る素晴らしさでした。
= MC =
立ち上がって深々とお辞儀をして、「行徳~!!」と叫んだ後で、「みなさんどこから来ましたか?」の質問。
「行徳の人ー?」で手が挙がった数は少なかったです。
「本八幡?」、「浦安?」でも手が挙がりません。
「みんなどこから来てくれているの?(笑)」
「市川市の成人式の帰りに法華経寺に行ったら、出店がいっぱいあって、猿回しの猿がいたんです。500円で何かもらえるらしいので500円を入れたら、...猿の手形が入っていました。小さくてかわいいんだけど、...どうしようかなーって。(笑)」
「この(行徳の)近所は(電車で)通ることが多かったんですが...。」
確かに、船橋市民にとって、行徳は東西線では通るけど、なかなか下車しない駅なんですよねー。
「昔、本八幡駅前でも路上ライブをやって。ペットショップの前でシャッターが閉まった後に歌わせてもらっていたのですが、歌い出すと中の鳥とかが鳴き出すんですよ。(笑) 睡眠中で悪いなーって思って、移動しました。(笑)」
「今日初めての人?」の質問では、「初めまして、ありがとう」と答えていました。
「2回以上の人?」「今回のツアーが初めてじゃない人?」の質問では、かなりの手が挙がったので、華子さんは少しがっかりしたようです。(笑)
毎回同じで飽きたでしょうと言いつつ、「違うことは、...衣装を変えました(笑)」と。
今日のズボン(からし色)は、ネットで買ったそうです。
「奥華子、失恋ソングと言えば?」の質問。
「紫陽花」
「僕の知らない君」
→ 「さすが、千葉はマニアックだ(笑)」
「愛のしずく」
「初恋」
→ 「あっ、『初恋』は歌うからね...(笑)」
「最後の恋」
→ 「最近歌ってないよね」
というやり取りを経て、次につなぎます。
「私が選んだ失恋ソング、『恋』と『楔 -くさび-』を続けて歌います。」
= 6. 恋 [P] =
途中、若干声が裏返りましたが、その後はばっちりでした。
= 7. 楔 -くさび- [P] =
歌い終わった直後、音響さんに「声をちょっとだけ上げてください」とのお願いを出していました。
= MC =
「私が小学校のときから仲のいい友達が2年前に子供を産んで、いま待受画面がその子なんですが、そのときに作った曲です。」
= 8. 春夏秋冬 [K] =
先日の柏タカシマヤと同じく、途中からキーボードのバックでシンセのような旋律が流れていました。足元でON/OFFのコントロールをしているようでした。
これも自分としては本日のベスト3に入る良さでした。
= MC =
「ちょうどこの曲を作った時にヒルクライムさんの「春夏秋冬」がヒットしてて、でもこのタイトル以外思いつかず、このタイトルにしました。」
「...暑くない?大丈夫ですか?(笑)」
華子さんはステージ右側へ進み、「ここはピアノで見えないよね?」と質問。
いつも「どうにかならないかな?」って思うんですよ。
今度は左側へ進み、「こっちの人は背中ばかりで...、無駄に動きます。(笑)」
「2011年、マストのニューバージョンのCM、観ていただけましたか?あれ撮影したの千葉駅なんですよ。」
会場からは「へえー!?」という声が上がりました。
「撮影している時に、『ドラマか?』って感じで、人がいっぱい集まってきたんですが、私が登場すると、『誰...?』って感じで、みんな素通りしていきました。(笑)
= 9. CMメドレー [K] =
(1) お部屋探しマスト
(2) ガスト(チーズINハンバーグ篇)
ガストCMを歌う前に「最近やってないかも?」って言ってましたけど、いやいや、そんなことないですよ。よく聴いています。(笑)
= MC =
ここではツアーでおなじみの、「ザ・ミュージックアワー」出演の話。千代大海と中居君の歌で落とすところは、どの公演でも同じようです。(笑)
「しゃり膳、ぜひ行ってください。」との宣伝もあり。(笑)
ここからは即興ご当地ソングのコーナー。
「行徳、千葉、市川、...の歌を作りたいと思います。」
狭いところから広いところまで、範囲の振れ幅が大きい。(笑)
船橋公演で「千葉のうた」は作っちゃっていますからね。
華子さんは「もっと広いほうがいい?」と聞いたのですが、会場の意見で、「市川のうた」に決まりました。
「コルトンプラザ」
「江戸川」
→「大きいねー。(笑)」
「SATY(サティ)」
→「いろんなところにあるよね。(笑)」
「花火大会」
「Shapo(シャポー)」
→「船橋にもあるよね。...って、張り合ってどうする。(笑)」
「法華経寺」
→「行ってきました。(笑)」
「行徳海苔」
→「海苔おいしいですよね。私はしらす派ですが。(笑)」
「行徳」
→「そうそう、"行徳"は入れないとね。」
「東西線」
→「それ、大事です。(笑) 西船でよく乗り換えてました。」
「では、作ります。何となく雑談してていいですか?(笑)」
「ととのいました!...といいつつ、いま考えています。(笑)」
= 10. 市川のうた [K] =
「東西線に乗って SATYに行って♪」
「コルトンプラザ忘れないで♪」
「法華経寺に行けば猿がいるから 手形をもらうのに500円以上♪」
「生海苔おいしい行徳に 江戸川花火見に行って♪」
「法華経 SATY コルトンプラザ いっぱいあるね♪」
という感じの曲でした。
= MC =
「ものすごく、長くなりました。(笑)」
ここで客席から「華ちゃんさすが!」のお褒めが。(笑)
「今度またリベンジしたいと思います。」
「ここでカバーソングコーナー、行きたいと思います。」
「2階のみなさん、斜面は急ですか?」
2階席は傾斜がきつかったようで、華子さんは気遣ってくれていました。
「さっき行ったけど、大丈夫?」
と聞いてたので、開演前に直接2階の様子を見に行ったのでしょう。
続いてのカバーソングコーナーは「竹内まりやさんの曲です」の紹介。
先ほどと同じく、歌う前に音響さんに「声もうちょっと下さい」とお願いしていました。
= 11. 元気を出して [竹内まりや cover] [P] =
歌もよかったですが、間奏もよかったです。
= MC =
「そろそろこの辺で明るい曲を行きたいと思います。弾けてくれますかー!?2階のみんな、元気ですか?1階も。」
「ニューアルバムに入っている『虹の見える明日へ』、みんなに歌って欲しい部分があります。練習です。」
いつものように輪唱の練習。
「ここしか盛り上がるところはありません」と笑わせてから、カラオケ音源がスタート。
= 12. 虹の見える明日へ [オケ+トランペット] =
今日もトランペットで会場を駆け回る華子さん。
僕の真後ろを通ってくれました。
= MC =
演奏後、もともとは小学校4年からトランペットをやってて、中学校は卓球部で高校は帰宅部だったこと、音大はトランペットで入ったことを話しました。
「後半また、奥華子のじっとりナンバーを送ります。(笑)」
= 13. 境界線 [P] =
生歌でのレア曲、「境界線」を歌ってくれました。
これは心に響く1曲でした。私的には本日のベスト曲でした。
演奏後、「続けて歌います」の曲紹介と共に、一気の3曲演奏です。
= 14. トランプ [P] =
= 15. パズル [P] =
= 16. 泡沫 [P] =
近い席で聴くこのセットは圧巻でした。
= MC =
「続けて3曲聴いていただきました。」
「最後に歌った『泡沫』という曲は、10年前ぐらいに作って、昨年発売のアルバムにやっと入れることができました。」
ここで、「泡沫」とアルバム「うたかた」のエピソードについて語りました。アルバム全体を通して、ただ「あなたが好き/嫌い」というストレートなものではなく、儚いからこそ愛しいもの、それがまさに「うたかた」というタイトルになったというお話です。
「そして、このアルバムの中にもう1曲、『木漏れ日の中で』という曲が入っています。私の中で大切に歌ってきた曲です。」
続けて、「木漏れ日の中で」について、ファンの方との大切なエピソードを語りました。
= 17. 木漏れ日の中で [P] =
天井に照明で、綺麗な花柄のような模様が映し出されていました。
= MC =
「奥華子コンサート行徳公演、来て下さった1人1人の人に、ありがとうという気持ちでいっぱいです。今日は来てくれてありがとうございました。」
深々と、長いお辞儀をしました。
「それでは最後に聴いてください、『初恋』。」
= 18. 初恋 [P] =
今日も最後はこの曲で締めくくります。
演奏後、ピアノに座ったまま「どうもありがとうございました」と、お礼を言った後、立ち上がって深々と2回お辞儀をして、ステージを去りました。
アンコールの拍手の中、華子さんが再びステージに現れました。
= MC =
「アンコールどうもありがとうございます!着替えてきました。」
上はバナナ色の4th LetterツアーTシャツ(4T)。
下はデニム調のダボパンに、着替えてきました。
「今日この行徳公演、私の生まれ育った船橋にも近く、すごく嬉しかったです。みなさん、楽しんでいただけましたか?」
「2011年、新しい目標を決める時期ですね。私にとって2010年は、かなりのターニングポイントでした。いろんなことを考えさせられた年でした。アルバムもできず、そのまま歌も辞めたほうがいいんじゃないか、ということまで考えました。」
「2011年は1回1回のライブを大切に、1人1人と、『もう明日会えなくてもいい』って思えるように、(悔いのないように)やって行こうと思います。」
「今日もこうしてみんなに会えるのは、当たり前ではないんだなと思います。」
「昨年、もうツアーができないんじゃないか?というところまで追い込まれました。今までも曲ができないことはたくさんあったのですが。そのときは、『何のためにCDを出すのか?』、『違う人生もあるんじゃないか?』ということも考えました。締切に間に合わないときに、社長に『ツアーを辞めろ』と言われて、崖っぷちに立たされました。」
「たかが奥華子だけど、全部なくなってもいいのかと。とにかく、ライブでみんなに会えなくなるのがいやだったんです。歌い続けていれば、みんなにまた会えると。CDを作るためでなく、目の前で聴いてもらって、自分の思いを届けたいからと自分に言い聞かせて。あと1曲のところ、とにかくみんなへの思いを曲にしようと、自分のその時の正直な気持ちを曲にしました。」
会場から大きな拍手が起こりました。
「聴いて下さい、『元気でいてね』。」
= 19. 元気でいてね [K+Rhythmbox] =
アカペラからの歌い出し。
リズムボックスの音にあわせて、自然と手拍子が起こりました。
「どうもありがとうございましたー。」のお礼の後、まだまだ行きますということで、「みんなもおしりが痛いでしょう...」と、スタンディングを誘導してくれました。
= 20. メドレー [K+Rhythmbox] =
= 20-(1) Birthday =
= 20-(2) Happy days =
= 20-(3) 自由のカメ =
いわゆる「ドンドンメドレー」、ノリのいい曲で終わりました。
「たくさんありがとう!」
「またコンサートやイベントでお会いしましょう。」
スタッフのみなさんにも拍手が贈られました。
「今日はみんなとハイタッチします!出口で待ってるねー!!」
おおーっ!!!会場からどよめきが起こりました。
まさか千葉公演でハイタッチがあるとは予想外でした。
何度も手を振りながら、お礼を言いながら、ステージを去る華子さん。
もちろん今日も、終演後の影アナでも活躍しました。
「バナナ色のTシャツは、私の趣味です。(笑)」
「トートバッグはリバーシブルです。雨の日は青いほうを使ってください。」
など。
・・・・・・・
華子さんは、ホールを出た階段の下の出口でお出迎えをしてくれていました。
僕のハイタッチは、ひとこと「ありがとう!」のみのあっさりで。(笑)
全員が終わってからのお見送りも、階段の下の部分のいい位置でしたので、華子さんにひとこと声をかけることができました。
帰りはお仲間さんと近所のガストへ。
やはりガストは満席でした。(笑)
「ウインタージャンボステーキ」は残念ながら売り切れでしたよ。
・・・・・・・
【おまけ】
今回の会場は、ホール入口の物販スペースの奥に進んだところで、入場チケットを確認していました。そのため、チケット無しで物販コーナーに行けるという、珍しいレイアウトになっていました。
なので、物販スペースは「入場前」に当たるので、撮影OKだったんですね。念のため、ランデブーの社長さんにお聞きしたところ、撮影の許可を頂きました。
「宣伝させてもらいますね!」と、言っておきました。(笑)
物販コーナーを紹介します。
■後ろのモニターはチケット販売時からずっと流し続けていました
■CD&DVDコーナー
■グッズコーナー。「vol.best」はなぜかこっちに置いています。
■珍しいカレンダーのポスター
■帰りには早速サインが飾られていました
最後に、セットリストをまとめます。
【奥華子 CONCERT TOUR '10~'11 弾き語り~4th Letter~
行徳文化ホールI&I】
1. rebirth [P]
2. ガラスの花 [K]
3. 羽 [P]
4. ガーネット [P]
5. フェイク [P]
6. 恋 [P]
7. 楔 -くさび- [P]
8. 春夏秋冬 [K]
9. CMメドレー [K]
9-(1) お部屋探しマスト
9-(2) ガスト(チーズINハンバーグ篇)
10. 市川のうた [K]
11. 元気を出して [竹内まりや cover] [P]
12. 虹の見える明日へ [オケ+トランペット]
13. 境界線 [P]
14. トランプ [P]
15. パズル [P]
16. 泡沫 [P]
17. 木漏れ日の中で [P]
18. 初恋 [P]
(アンコール)
19. 元気でいてね [K+Rhythmbox]
20. メドレー [K+Rhythmbox]
20-(1) Birthday
20-(2) Happy days
20-(3) 自由のカメ
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by Stevcisk (2020-03-02 08:53)